洗濯機の洗濯槽の裏側を見たことありますか?
「見てみたいけど、見たくなぁーい!」という方も多いと思います。
洗濯槽のクリーニングをする時には、まず、洗濯機から洗濯槽を取り外してお客様にお見せします。その時に、お客様に見なくても汚いのは分かっていたけどこんなに汚かったとは思わなかった、とおっしゃるお客様がとても多いです。
そうなんです。毎日、汚れた洗濯物を洗うわけですから、洗濯槽の中は洗えても裏側は洗えないので汚れていても仕様がないんですね。
洗濯槽のクリーニングと言えば、洗濯槽クリーナーがあります。最近は洗濯槽も洗う洗剤というのも出ています。洗濯槽も洗う洗剤と言うのはすごいなぁと思ってテレビCMをじっと見ると、「これまでに付いた汚れは落ちません。」というようなことが画面に出ていて、そうか、「これから汚れを付けにくくします。」という洗剤なんだとわかりました。
洗濯槽クリーナーを使ってみたら、ぬめり汚れがごっそり浮いてきたのは良かったけど、いつまでもそのぬめりが浮いてきて困り果てて電話をくださったお客様がいました。
我々が洗濯槽の裏側を洗った時もそうですが、そう簡単に裏側(特に底の裏側の蜂の巣状の凹凸部分の汚れは取れるものではありません。
基本的には洗剤と高圧洗浄機を使うのですが、実は取れない部分はブラシなどでゴシゴシ洗います。それでもなかなか大変です。
そんながんこな汚れを、洗剤を洗濯機に入れて浸け置きし、回したくらいで落ちるわけがないのです。(すみません。少しコウフンしました……)
クリーニング前の洗濯槽の裏側
クリーニング後の洗濯槽の裏側
洗濯槽クリーナーで洗うと中途半端に汚れが少しずつ浮いてきて、かえって洗濯ものを汚すことになる場合があるということです。(すべてそうではないと思います。)
特に、小さいお子様がいらっしゃるご家庭の洗濯機はこれからの季節はカビが心配ですね。ぜひ、洗濯槽のクリーニングをお勧めします。
パルセーターの裏側
クリーニング前とクリーニング後
洗濯槽の外側
クリーニング前とクリーニング後
各種部品(内ふた、各種フィルターなど)
クリーニング前とクリーニング後